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1−1−5 海洋土木工事高の推移(工事発注額べース)
前節までは、各海洋土木工事の内容と総額としての事業規模を把握した。本節では、それら公共工事を実際に受注し、作業船を用いての工事を行う海洋土木事業者の受注規模を把握するため、開発建設部、土木現業所、支庁別の平成5年度〜平成7年度の工事発注額べースでの規模をみることとする。資料として、「主要発注宮公庁 公共工事受注実績録」(北海道通信社発行)を用い、設計・測量等の委託事業は除外し、純粋に工事に直結している事業のみを抽出している。
開発建設部は特定重要・重要・地方港湾並びに第3種・第4種漁港に関する工事を主管しており、年によって工事発注額の変動はあるものの、その規模は約800億〜900億円程度で推移している。(なお、平成5〜7年度には大型補正予算があったため、その規模が年間約800〜900億円程度となるが、通常の年であれば約600億〜700億円程度で推移している。)

各開発建設部の港湾土木・水産土木工事発注状況

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各開発建設部の平成7年度代表工事(発注額の大きいもの)

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